ライブドア傘下でホテル宿泊予約サービスを運営するベストリザーブは7月25日、新規加盟宿泊施設数がここ2カ月で急増したと発表した。最大手の楽天トラベルの利用料値上げに反発した宿泊施設を、無料キャンペーンなどで取り込んだ。
同社は6月末から予約システム利用料の実質無料キャンペーンを実施。6、7月の新規加盟数はそれぞれ約300軒と、それ以前の約4倍に伸び、加盟施設の合計は7月23日に4000軒を突破した。同社は「施設から直接聞いた訳ではないが、楽天の値上げによる影響はあると考えている」としている。
上記ニュースにより
【天トラベル、登録宿泊施設に課す手数料を事実上引き下げ】
楽天トラベルは、9月1日から2007年3月31日にかけて、宿泊施設などレジャー目的の登録施設を対象とした「期間限定手数料引き下げキャンペーン」を実施する。
楽天トラベルでは5月に、宿泊施設に課す手数料を値上げする新しい契約体系を9月から導入すると発表していた。これに対して今回のキャンペーンでは、8月10日までに新しい契約体系のAプラン(手数料は宿泊料金の7%)もしくはBプラン(同6%)で契約した施設に対して、楽天トラベルに支払う手数料をそれぞれ最大1%引き下げる。引き下げの対象は、1室あたり2人以上が利用する全ての宿泊予約だ。
楽天トラベルによれば、5月に発表した新契約による手数料値上げが理由で解約した施設はない。「3月、4月と月平均300件程度だった新規登録数だが、5月以降は月平均400件程度で推移している。今回の手数料値上げによる増収でサーバーなどが増強されれば、エンドユーザーにとっても良いこと。アクセス環境が改善されれば、宿泊予約も増加して登録施設にも利益を還元できる」という。また、登録施設向けに楽天が独自に用意したマーケティングツールの提供も開始している。
なお、楽天トラベルの契約は年度末で自動更新される仕組み。今回のキャンペーンは、2005年末と2006年末と2クール分の更新を含んでおり、事実上の手数料引き下げとも受け取れる長期間のキャンペーンだ。楽天トラベルでは「キャンペーンはあくまで期間限定のものだが、レジャー利用をさらに増加させ、定着させるには登録施設にも腰を落ち着けてもらう必要がある」とコメントしている。
一方、ライブドアの100%出資子会社で楽天トラベルの競合にあたるベストリザーブでは、楽天トラベルが手数料値上げを発表して以来、6月、7月と月平均約300件の新規登録を受け付けたとしている。
Yahoo!ニュースより記事を抜粋
どうなんでしょうかね〜。
ライブドア対楽天の代理戦争みたいですね・・・。
結局楽天から手を引いてライブドアに移っても、いずれは同じ結果になるのではと心配になります。
でも、それほど手数料アップは施設にとっては死活問題ということなんですね。
まだまだ結果は見えてきませんが、観光業界の今後が大きく左右する問題なので慎重に見守っていこうと思います。