(もんじゅそう しょうろうてい/京都・天の橋立温泉)
智恵の文殊堂の奥、小さな岬に年輪を重ねた木立に囲まれ、今では数少ない木造平屋数寄屋造りの文珠荘 松露亭さん。
作家・山口瞳先生は著書「行きつけの店」で松露亭のことを『文珠荘松露亭への旅を思い出すとき、何時でも私にひとつの言葉が浮かんでくる。
それは「平ら」という言葉だ。
何もかも真ッ平らで穏やかである。その平面はどこまでも続く。
「平ら」が心の浮かぶとき、私は和やかでユッタリとした気分になる。』と書いておられます。
また、館内は木造ならではの木の持つ温もりを感じていただこうと華美な装飾を排し、清楚でありたいと心がけているそうです。
対岸の天の橋立から、文殊堂岬を望んでも松露亭が存在感を示すことなく木立に囲まれてひっそりと佇んでいる様がよくわかります。
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